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踵の痛み、足の裏のアーチとの関係


足の裏にアーチがあるって知ってますか?

足の裏には3本のアーチがあります。



一般的に良くないと言われるのが「扁平足」

これは足裏の内側アーチが下がっている状態のことです。

扁平足は腰痛の原因だとか肩こりの原因だとか言われてます。


確かによくないです。

ですが、逆のハイアーチ(内側アーチが高くなりすぎる)方が悪かったりします。

(正直、ハイアーチの人の方が多いです)


内側アーチが高い人は

「私は運動してたからしっかりアーチあるから大丈夫」なんて思ってませんか?

このハイアーチは色々問題ありなんですよ。


内側が高くなると言うことは重心が外側になります。

すると膝が割れ腰が引けるような姿勢になります。


試しに両足の小指側で立って見てください。自然と膝が曲がって腰が引けてきませんか?

こんな極端じゃなくても、その状態で生活してたら腰痛、膝痛、股関節痛の原因になります。



さらに病院で原因不明と言われたりする、「踵の痛み」やスポーツをやってる人の足の裏の痛みもハイアーチのために起こることが多いのです。


この症状は「足底筋膜炎」「足底腱膜炎」などと言います。

足底筋膜(腱膜)は足の裏にある薄い筋肉の膜です。


青い部分が「足底筋膜」です。



この踵の部分や指の付け根の部分に痛みが起こるのが「足底筋膜炎」です。


一般的には足底筋膜炎はインソールを入れたり、テーピングをしてたり、ゴルフボールやテニスボールを踏んでゴロゴロしてマッサージしたり超音波当ててほぐすのが治療とされます。


しかし、これ原因を治療してないんです。

なぜ、足底筋膜が痛みを起こすのか?を治療せずに、固くなってるからほぐす、ストレスかかってるからテーピングやインソールでストレスを和らげる・・・出てる痛みに対する対処療法でしかないです。



この方法で痛みがなくなればいいのですが、多分なくなってもすぐに再発します・・・

原因が解消されていないので・・・



では、原因はなんなのか!?

まず、答えから言います。

腓骨筋の筋力で低下」です!


腓骨筋とは脛の外側にある筋肉で足首を伸ばす作用があります。


腓骨筋


この腓骨筋が筋力低下を起こすと、腓骨筋の動きを庇うように

「後脛骨筋」や「長趾伸筋」が過剰に働きます。


後脛骨筋




長趾伸筋



後脛骨筋は土踏まずの内側を通っているので緊張が上がれば内側アーチを持ち上げてしまいます。


長趾伸筋は足の指を反らす働きのある筋肉なので緊張が上がれば常時反って指が浮いてたりします。



この内側アーチが持ち上がった形と足の指が反った形は、どちらも足底筋膜をピンピンに張ってしまう作用があるのです。

するとパンパンに張った足底筋膜の骨に付いている部分が耐えきれなくなり傷ついて痛みが出てきます。


これが足底筋膜炎のメカニズムです。



これ、逆を返せば「腓骨筋」さえちゃんと働いて入れば後脛骨筋や長趾伸筋の過緊張が起こらない、すると足底筋膜の緊張も起こらないと言うことなのです。


そうです。

足底筋膜炎を治すには「腓骨筋」をしっかり働かせることが絶対条件なのです。



足裏の痛み、踵の痛み、スポーツでの足の痛みで悩んでる方は

オガワセイタイまでご連絡下さい。

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