桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)は40代の生理痛・冷えのぼせに効く?加味逍遙散との違いと自分に合う選び方
- オガワセイタイ

- 3 日前
- 読了時間: 6分

「温めても生理痛が取れない」
「顔はのぼせるのに足は冷たい」
「桂枝茯苓丸と加味逍遙散、どっちが自分に合うの?」
それは冷えのぼせ=瘀血(おけつ)タイプのサインかもしれません。 桂枝茯苓丸は、血の滞りを改善することで、この矛盾した症状に働きかける漢方薬です。
この記事でわかること
・桂枝茯苓丸が向いている体質・症状 ・加味逍遙散との違いと選び方 ・40代・更年期との関係 ・市販品と医師処方の違い
桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)とは?
桂枝茯苓丸は、婦人科三大処方(桂枝茯苓丸・当帰芍薬散・加味逍遙散)のひとつです。 漢方の考え方で「瘀血(おけつ)=血の滞り」を改善する代表的な処方として、古くから女性の不調に使われてきました。
5つの生薬とその働き
桂皮(けいひ)
血流改善・体を温める・のぼせを鎮める
茯苓(ぶくりょう)
余分な水分を排出・精神安定
牡丹皮(ぼたんぴ)
瘀血解消・熱を冷ます
桃仁(とうにん)
血の滞りを強力に改善・生理痛を和らげる
芍薬(しゃくやく)
血を補う・痛みを緩和・筋肉の緊張をほぐす
これら5つの生薬が協力して、滞った血の流れをスムーズにし、「冷えのぼせ」のような複雑な症状に働きかけます。
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こんな症状・体質の方に向いています
✅ 向いているタイプ
以下に当てはまる方は、桂枝茯苓丸が選択肢になることがあります。
□ 冷えているのに顔や上半身がのぼせる
□ 生理前から刺すような・締め付けるような痛みがある
□ 下腹部を押すと痛みがある
□ 生理の血が黒っぽい、または塊が出る
□ 生理周期に関係なく肩こり・頭痛がつらい
□ シミやくすみが気になる
□ 比較的体力があるほう
3つ以上当てはまる場合は、瘀血タイプの可能性があります。
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❌ 向いていないタイプ
・体力が低く虚弱体質の方
・冷えはあるがのぼせがない方
・胃腸が弱く、食欲不振・下痢になりやすい方
・妊娠中の方(出血・流産のリスクあり)
こうした方には別の漢方処方が向いていることがあります。体力がなく冷えが強い方には、当帰芍薬散や加味逍遙散が選ばれることが多いです。
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加味逍遙散との違いは?どう選ぶ?
「桂枝茯苓丸か加味逍遙散か」は最も多い疑問のひとつです。 2つの漢方は同じ「冷えのぼせ」に使われることがありますが、向いている体質や症状が異なります。
桂枝茯苓丸が向いている方
・体力が中等度以上ある
・冷えのぼせが強い
・生理痛が刺すように痛い・塊が出る
・肩こり・シミ・くすみが気になる
・精神症状は比較的少ない
加味逍遙散が向いている方
・体力がやや低め、疲れやすい
・イライラ・不安・落ち込みが強い
・生理痛が鈍い・重だるい
・のぼせはあるが冷えは軽め
・精神症状がメインのつらさ
迷った場合は、「精神症状(イライラ・不安)が強いなら加味逍遙散」「冷えのぼせ・生理痛が刺すように強いなら桂枝茯苓丸」が目安になりますが、自己判断は難しいため医師への相談をおすすめします。
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40代・更年期との関係
40代はホルモンのゆらぎが大きくなる「プレ更年期」の時期です。 エストロゲンの変動により血流が不安定になりやすく、瘀血が起こりやすい状態になります。
こんな40代の症状に使われやすい
・ホットフラッシュ(上半身のほてり+下半身の冷え)
・生理痛が年々重くなってきた
・経血に塊が増えた
・生理不順・経血量の変化
・子宮筋腫に伴う症状の緩和
特に「上半身は暑いのに下半身は冷える」という更年期特有の冷えのぼせに対して、桂枝茯苓丸の血行改善作用が働くことがあります。 ただし、更年期症状はホルモン変動が複雑なため、自己判断せず医師に相談することが大切です。
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市販品と医師処方の違い
ドラッグストアでも桂枝茯苓丸を購入できますが、市販品と医師処方にはいくつかの違いがあります。
市販品の特徴
・生薬量が少なめ
・体質は自己判断
・保険適用なし(全額自己負担)
医師処方の特徴
・体質に合わせた量に調整
・医師が診断してから処方
・保険適用の場合あり
・他の漢方との組み合わせも可能
体質が合わない場合、効果が出にくいだけでなく症状が悪化することもあります。 特に多いのが「桂枝茯苓丸と加味逍遙散を間違えて選んでいる」ケースです。 市販品を1か月試しても変化がない場合は、体質が合っていない可能性があります。
👉 市販の漢方で改善しない方はこちら
効果が出るまでの期間と飲み方の注意点
症状別の目安期間
生理痛・PMS
1〜2周期(約1〜2か月)で変化を感じることも
冷えのぼせ・肩こり
2〜4週間で変化を感じ始めることが多い
更年期症状
2〜3か月が目安
シミ・肌トラブル
3〜6か月以上かかることが多い
漢方薬は体質をじっくり整えるお薬です。即効性は期待しにくいですが、毎日継続することが大切です。
飲み方の注意点
・食前または食間(空腹時)の服用が吸収しやすい
・1か月飲んで変化がなければ体質が合っていない可能性→医師に相談を
・妊娠中は使用不可(出血・流産のリスク)
・胃腸が弱い方は食後に変更するか医師に相談
・他の薬を服用中の方は医師・薬剤師に確認を
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まとめ
桂枝茯苓丸が向いているのは、瘀血タイプ・冷えのぼせタイプの方です。
・「冷えているのにのぼせる」
・「生理痛が刺すように痛い・塊が出る」
・「シミ・肩こり・頭痛も気になる」
こうした症状が重なっている方は、桂枝茯苓丸が選択肢になる可能性があります。 ただし、体質に合わない場合は効果が出にくいだけでなく、副作用のリスクもあります。 市販で迷っている方こそ、一度医師に確認することをおすすめします。
市販で1か月試して変化がない方、
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