PMSで体が痛いのはなぜ?生理前の関節痛・肩こり・腰痛の本当の原因
- felspar12
- 2021年3月5日
- 読了時間: 5分
更新日:3月26日

PMSで体が痛くなるのはなぜ?サボリ筋とガンバリ筋から読み解く本当の原因
「生理前になると、決まって肩や腰がつらくなる」
「いつもは平気なのに、PMS期だけ体が重だるい」
そんな経験はありませんか?
多くの人はそれを
「ホルモンのせいだから仕方ない」
と片づけてしまいます。
確かに、PMS(月経前症候群)はホルモン変動が大きく関係しています。
しかし実は――
体の使い方の崩れも、痛みを強める大きな要因なのです。
この記事では、「サボリ筋・ガンバリ筋」という視点から
PMS期の体の痛みのメカニズムを解説します。
👉生理前の不調は、関節痛だけでなくさまざまな症状として現れます。
PMS期に体で起きていること
PMSは排卵後から月経前にかけて起こります。
この時期は黄体ホルモン(プロゲステロン)が増加し、体には次のような変化が起きます。
水分をため込みやすくなる(むくみ)
自律神経が乱れやすい
眠りが浅くなる
関節がゆるみやすくなる
つまり、体の安定性が低下しやすい状態なのです。
むくみが出ると、筋肉の感覚センサー(固有受容器)が鈍くなります。
すると、本来働くべき筋肉がうまく働けなくなります。
ここで登場するのが「サボリ筋」です。
サボリ筋とガンバリ筋とは?
サボリ筋
本来使われるべきなのに、うまく働いていない筋肉。
ガンバリ筋
サボリ筋の代わりに、過剰に働き続ける筋肉。
例えば――
背中(腹横筋)がサボる→ 太ももや腰が頑張りすぎる→ 腰痛が出る
下腹部がサボる→ 背中や肩が頑張る→ 肩こりが悪化する
痛みは「弱い場所」に出るのではなく、
頑張りすぎた場所に出るのです。
なぜPMS期にサボリ筋が増えるのか?
PMS期は、筋バランスが崩れやすい時期です。
理由は大きく3つあります。
① むくみによる感覚低下
水分貯留により、筋肉の反応が鈍くなる。
② 自律神経の乱れ
筋出力が低下し、踏ん張りが効きにくい。
③ 睡眠の質の低下
回復不足により、筋の協調性が落ちる。
その結果――
普段はうまく使えていた筋肉が
PMS期だけ「サボる」状態になります。
だから、
生理前だけ腰が抜けそうになる
生理前だけ肩こりが悪化する
生理前だけ膝や股関節が不安定になる
という現象が起きるのです。
👉生理前の不調については、こちらでも詳しく解説しています。
部位別に起こりやすい例
肩こりが悪化する人
サボリ筋:菱形筋・前鋸筋
ガンバリ筋:肩甲挙筋・小胸筋
→ 首肩がパンパンになる
👉生理前に肩首凝りがひどくなる人はこちら
腰が重だるくなる人
サボリ筋:腸腰筋・内側ハムストリングス
ガンバリ筋:脊柱起立筋・大腿四頭筋
→ 反り腰が強くなる
👉生理前に腰痛が悪化する方はこちら
膝が不安定になる人
サボリ筋:内転筋・内側ハムストリングス
ガンバリ筋:太もも前面・外側ハムストリングス
→ 立ち上がり時に痛む
これらは単なる筋力不足ではありません。
筋力不足から関節が不安定になり関節が捻れて動きます
👉生理前に膝の痛みが出る方は、こちらで詳しく解説しています。
ストレッチだけでは改善しない理由
PMS期の不調でよくあるのが、
「とりあえず伸ばす」
しかし、ガンバリ筋をいくら伸ばしても
サボリ筋が目覚めなければ、また同じ負担が戻ります。
大切なのは、
サボリ筋を“思い出させる”
小さく正確に動かす
PMS期に合わせてケアを変える
という発想です。
PMS期にやるべきこと
生理前1週間は、「追い込む」よりも「整える」意識が重要です。
✔ 深い呼吸
腹横筋を自然に働かせる
✔ 股関節の屈曲運動
腸腰筋を目覚めさせる
✔ 姿勢のリセット
前鋸筋・菱形筋のエクササイズ
反り腰・巻き肩を修正する
たったこれだけでも、毎月の痛みは変わります。
PMSは“ホルモンだけ”の問題ではない
PMSの原因はホルモン変動ですが、
痛みの強さを決めるのは体の状態です。
同じホルモン変動でも、
筋バランスが整っている人
崩れている人
では、感じる痛みは違います。
もしあなたが、
毎月同じ場所が痛む
生理前だけ不調が強い
ストレッチしても戻る
そう感じているなら、「サボリ筋」が関係しているかもしれません。
👉PMS(月経前症候群)がひどい方はこちら
まとめ
PMS期に体が痛くなるのは、
✔ ホルモン変動
✔ むくみ
✔ 自律神経の乱れ
✔ 筋バランスの崩れ
これらが重なって起きています。
痛みを我慢するのではなく、
体の使い方を整えることで、
毎月のつらさは軽くできます。
PMSは「仕方ないもの」ではありません。
体の仕組みを知ることが、改善の第一歩です。
👉特に「膝の痛み」が気になる方は、原因や見分け方を詳しく解説しています。
LINEから医師に相談できます
この関節の痛み、
「そのうち良くなるだろう」と思っていませんか?
実は、
生理前の痛みの中には放っておくと悪化するケースもあります。
特に
・毎月痛みが強くなっている
・痛みの範囲が広がっている
・日常生活に影響が出ている
このような場合は、一度状態を整理することが大切です。
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