PMSとPMDDの違いとは?症状・見分け方・受診の目安をわかりやすく解説
- felspar12
- 3月9日
- 読了時間: 5分

「生理前になるとイライラや落ち込みがひどい」
「PMSだと思っていたけど、つらすぎる気がする」
このような悩みを感じて検索している方も多いのではないでしょうか。
生理前の不調としてよく知られているのが**PMS(月経前症候群)ですが、症状が強い場合にはPMDD(月経前不快気分障害)**という状態の可能性もあります。
どちらも女性ホルモンの変動に関係する症状ですが、症状の重さや生活への影響が大きく違うのが特徴です。
この記事では
PMSとPMDDの違い
症状の見分け方
セルフチェック
受診の目安
治療方法
について、わかりやすく解説します。
PMS(月経前症候群)とは
PMSとは、生理前に起こる心身の不調の総称です。
多くの女性が経験するといわれています。
症状は生理の3〜10日前頃から現れ、生理が始まると軽くなるのが特徴です。
PMSの主な症状
PMSでは、身体症状と精神症状の両方がみられることがあります。
身体症状
眠気
頭痛
むくみ
胸の張り
腹痛
食欲の増加
精神症状
イライラ
気分の落ち込み
不安
集中力低下
症状の程度には個人差がありますが、
一般的には日常生活はある程度続けられるレベルのことが多いです。
PMSが起こる原因
はっきりした原因はまだ完全には解明されていませんが、
主に次の要因が関係していると考えられています。
女性ホルモン(エストロゲン・プロゲステロン)の変動
脳内の神経伝達物質(セロトニン)の影響
ストレス
睡眠不足
これらが重なることで、心身の不調が起こると考えられています。
PMSは年齢によって症状の強さが変化することがあります。
特に40代では、女性ホルモンのゆらぎが大きくなり、
PMSが以前より強くなるケースも少なくありません。
PMDD(月経前不快気分障害)とは
PMDDは、PMSの中でも精神症状が特に強く現れる状態を指します。
医学的には、精神疾患の一種として扱われることもあります。
PMDDの主な症状
PMDDでは、以下のような症状が強く現れることがあります。
強い怒り
激しいイライラ
抑うつ(強い落ち込み)
不安感
情緒不安定
絶望感
自己否定感
PMSとの大きな違いは、生活や人間関係に大きな影響が出るほど症状が強いことです。
例えば
家族やパートナーとの衝突が増える
仕事に集中できない
自分を責めてしまう
など、日常生活に支障が出るケースもあります。
生理前の不調は、PMSやPMDDだけでなく
生理痛の悪化として現れることもあります。
特に40代では、痛みの原因が変わることもあります。
PMSとPMDDの違い
PMSとPMDDの違いをまとめると、次のようになります。
PMS | PMDD | |
主な症状 | 身体症状+精神症状 | 精神症状が中心 |
症状の強さ | 軽度~中等度 | 強い |
生活への影響 | 多少影響する | 日常生活に大きく影響 |
治療 | 生活改善が中心 | 薬物治療が必要なことも |
PMSとPMDDは完全に別のものというより、症状の重さによる違いと考えると理解しやすいでしょう。
PMDDのセルフチェック
「これってPMS?それともPMDD?」
そう感じている方も多いのではないでしょうか。
次の項目にいくつ当てはまるかチェックしてみてください。
PMDDセルフチェック項目
生理前の時期(生理の約1〜2週間前)に、次のような症状はありませんか?
□ 強いイライラや怒りが出る
□ 気分の落ち込みが激しい
□ 不安や焦りを強く感じる
□ 感情のコントロールが難しい
□ 些細なことで涙が出る
□ 人間関係のトラブルが増える
□ 仕事や家事に集中できない
□ 自分を強く責めてしまう
□ 生理が始まると症状が軽くなる
チェック結果の目安
複数当てはまり、日常生活に支障が出ている場合は
PMDDの可能性があります。
ただし、このチェックだけで診断することはできません。
症状が強い場合は、婦人科や心療内科などの専門医に相談することで
適切な治療やサポートを受けられることがあります。
つらい症状が続いている場合は、
一度専門家に相談することで原因が整理できることがあります。
最近はオンラインで医師に相談できる方法もあります。
PMSとうつ病の違い
「これってうつ病なのでは?」と不安になる方もいます。
PMSやPMDDとうつ病の大きな違いは、生理周期との関係です。
PMS・PMDD
生理前に症状が出る
生理が始まると軽くなる
うつ病
生理周期と関係なく症状が続く
このような違いがあります。
もし、生理周期に関係なく強い抑うつが続く場合は、医療機関への相談をおすすめします。
PMDDの原因
PMDDの原因は完全には解明されていませんが、次の要因が関係していると考えられています。
女性ホルモンの急激な変動
セロトニンの働きの変化
ストレス
睡眠不足
また、PMSやPMDDは年齢によって変化することもあります。特に40代ではホルモンのゆらぎが大きくなり、症状が強くなることもあります。
女性ホルモンのゆらぎは、
PMSやPMDDだけでなく睡眠にも影響することがあります。
「夜中に目が覚める」「眠りが浅い」と感じる場合は
こちらの記事も参考にしてください。
受診を検討した方がよいサイン
次のような状態がある場合は、医療機関への相談を検討してもよいかもしれません。
日常生活に支障が出ている
強い怒りや抑うつがある
人間関係に影響している
自己嫌悪が強い
「このくらいで病院に行っていいの?」と思う方も多いですが、つらい症状を我慢し続ける必要はありません。
PMDDの治療方法
PMDDにはいくつかの治療方法があります。
主な治療
低用量ピル
SSRI(抗うつ薬)
漢方
生活習慣の改善
症状の程度や体質によって治療方法は変わるため、
医師と相談しながら進めることが大切です。
まとめ
PMSとPMDDはどちらも生理前に起こる不調ですが、
症状の重さや生活への影響が大きく違います。
PMSは比較的軽い症状が多い
PMDDは精神症状が強く生活に影響する
もし生理前の不調が強く、日常生活に影響している場合は、専門家に相談することで改善のきっかけが見つかることもあります。
つらい症状が続いている場合は、
一度専門家に相談することで原因が整理できることがあります。
最近はオンラインで医師に相談できる方法もあります。
ひとりで悩まず、自分の体の変化を大切にしてください。




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